デジタル大辞泉 「彼処」の意味・読み・例文・類語
あそ‐こ【▽彼▽処/▽彼▽所】
1 遠称の指示代名詞。話し手と聞き手の双方が承知している場所や状況、人などをさす。
㋐あの場所、または、例の場所。あすこ。「―に見える店」「また―で待ってるよ」
㋑あのような程度。あれほど。「―まで仲が悪いとは思わなかった」
2 三人称の人代名詞。あの人。彼。
「此の事―と少将ともろ心に」〈宇津保・嵯峨院〉
[類語]あすこ・あそこら・あそこいら・あちら・あっち・
平安時代に発生した語。上代の中称・遠称代名詞「そこ」が平安時代、中称にだけ使用されるようになり、遠称にはあらたに「かしこ」を用いるようになった。
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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