往日(読み)オウジツ

デジタル大辞泉 「往日」の意味・読み・例文・類語

おう‐じつ〔ワウ‐〕【往日】

過ぎ去った日。昔日。「往日を顧みる」
[類語]一昔過去以前かつ在りし日往年往時旧時昔日せきじつ昔時せきじ昔年せきねん往昔おうせき往古古昔こせきいにしえ古くそのかみ当時前前かねてかねがね何時か既往これまで従来従前し方先年当年一時一頃その節先に当時古来あらかじめ前以て年来旧来在来その昔太古千古大昔

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精選版 日本国語大辞典 「往日」の意味・読み・例文・類語

おう‐じつワウ‥【往日】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「過ぎ去った日」の意 ) むかし。過日。
    1. [初出の実例]「有国以名簿於惟成。人人驚曰、藤賢式大、往日一双也。何敢以如此」(出典江談抄(1111頃)三)
    2. 「今より往日を顧みれば漠然として雲霧を望むが如し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五)
    3. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

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普及版 字通 「往日」の読み・字形・画数・意味

【往日】おう(わう)じつ

むかし。かつて。〔楚辞九章、惜往日〕日の曾(かつ)て信ぜられしを惜(おも)ふ 命詔を受けて時を昭(あき)らかにす

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