後年(読み)コウネン

デジタル大辞泉 「後年」の意味・読み・例文・類語

こう‐ねん【後年】

ある時点から何年か経ったのち。また、ゆくすえ。将来。「後年は化学者として名をなした」
[類語]他年後日何時か将来今後未来近未来行く末末末前途向後自今来たる目先行く先行く手行く行く行方先行き先先生い先あとのちあとあとのちのちこの後これから向こう

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精選版 日本国語大辞典 「後年」の意味・読み・例文・類語

こう‐ねん【後年】

  1. 〘 名詞 〙 のちのとし。ゆくすえ。将来。〔延喜式(927)〕
    1. [初出の実例]「然ば、則ち今日の異端妄説も亦必ず後年の通論常談なる可し」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)

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普及版 字通 「後年」の読み・字形・画数・意味

【後年】こうねん

明年明後年。〔晋書、杜預伝〕し當(まさ)に後年を須(ま)つべくんば、天時人事は常の如くなるを得ず、臣、其のからんことをる。

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