後腹(読み)アトバラ

精選版 日本国語大辞典 「後腹」の意味・読み・例文・類語

あと‐はら【後腹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「あとばら」とも ) 出産したあとの腹。特に腹痛を伴う場合にいう。児腹痛。児枕痛
    1. [初出の実例]「あとはらのかぶりけるはひへかと存候」(出典:仮名草子・似我蜂物語(1661)中)
  3. ( 多く「あとばら」 ) 後妻の産んだ子。⇔先腹
    1. [初出の実例]「さきばら後ばらの子はたがひにいどみあふ事とぞ」(出典:俳諧・類船集(1676)久)

しり‐はら【後腹・産後腹】

  1. 〘 名詞 〙 出産のあとの腹痛。あとはら。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む