徐州会戦(読み)じょしゅうかいせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徐州会戦」の意味・わかりやすい解説

徐州会戦
じょしゅうかいせん

日中戦争中,1938年4月から日本軍が徐州 (江蘇省) を目標として,津浦線の南北打通を企図した作戦により,中国軍と戦った一連戦闘。日本軍は北支那方面軍,中支那方面軍から7個師団 20万人を投入し,約 60万人の中国野戦軍の主力を包囲殲滅しようと試みた。5月 15~16日に徐州西方で包囲網を完成したものの,中国軍が小部隊ごとに脱出したので果せなかったが,19日に徐州を占領し,同年秋の武漢攻略戦にそなえた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「徐州会戦」の意味・わかりやすい解説

徐州会戦【じょしゅうかいせん】

徐州作戦

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android