徒惚(読み)あだぼれ

精選版 日本国語大辞典 「徒惚」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ぼれ【徒惚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 思いをかけても、そのかいのない恋をすること。また、その恋。
    1. [初出の実例]「あだぼれして、此長作は捨られた」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)上)
  3. 浮気心から恋をすること。また、その恋。かりそめの恋。
    1. [初出の実例]「讒言やをのが驕を思ふらん ぬしある袖をしたふあだぼれ〈昌房〉」(出典:俳諧・誹諧独吟集(1666)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む