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律令制では法的に相続権の認められている親族の相続財産をさしたが,中世では荘園領主・荘官・私領主・地頭・地主など重層的に存在した土地所有者の収益をいう。社会的に認められた得分権が法的に認定されると職(しき)(権利)として定着し,さかんに売買・相続・寄進の対象となった。中世初期の私領主得分や鎌倉後期以降の地主得分(加地子(かじし))の移動は,それぞれ荘園や惣村の形成に大きな影響を与えた。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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