得翁融永(読み)とくおう ゆうえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「得翁融永」の解説

得翁融永 とくおう-ゆうえい

?-? 室町時代の僧。
曹洞(そうとう)宗の無著妙融(むじゃく-みょうゆう)の法をつぎ,豊後(ぶんご)(大分県)皇徳寺の住持となる。のち臨済(りんざい)宗系の五山派に属し,京都安国寺,鎌倉寿福寺の住持をつとめた。曹洞宗系から五山の長老となったまれな例。応永(1394-1428)末年から宝徳(1449-52)ごろの人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android