御仁体(読み)ゴジンタイ

デジタル大辞泉 「御仁体」の意味・読み・例文・類語

ご‐じんたい【御仁体】

身分の高い人、徳の備わった人を敬っていう語。ごじんてい。
「さばかり―と見えたが、その古歌を御存じないか」〈虎清狂・禁野

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御仁体」の意味・読み・例文・類語

ご‐じんたい【御仁体】

〘名〙 (形動) (「ご」は接頭語) 身分のある人、徳の厚い人を敬っていう語。立派な御身分。身分のあるお方。また、そのように見える人やありさま。ごじんてい。
※虎明本狂言・禁野(室町末‐近世初)「さばかりの御じんたいと見えたが、そのこかを御ぞんじなひか

ご‐じんてい【御仁体】

〘名〙 (形動) (「てい」は「体」の漢音) =ごじんたい(御仁体)
歌舞伎霊験曾我籬(1809)序幕「これは又御人体(ゴジンテイ)な助太夫どのと申し」

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