御利生(読み)ゴリショウ

デジタル大辞泉 「御利生」の意味・読み・例文・類語

ご‐りしょう〔‐リシヤウ〕【御利生】

神仏から受ける恩恵。ご利益りやく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御利生」の意味・読み・例文・類語

ご‐りしょう‥リシャウ【御利生】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 )
  2. ( 「りしょう(利生)」は「利益衆生」の意 ) 仏菩薩などの救いのはたらきによって受ける恩恵。御加護。御利益(ごりやく)
    1. [初出の実例]「三人の子どもの命をたすけしは、清水寺の観音の御利生(ゴリシャウ)といふ」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)下)
  3. 江戸時代、男性の性器をいう俗語
    1. [初出の実例]「御利生を関所で見せる伊勢参り」(出典:雑俳・柳多留‐一一三(1831))

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