御役(読み)オヤク

精選版 日本国語大辞典 「御役」の意味・読み・例文・類語

お‐やく【御役】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. おやくめ(御役目)
    1. [初出の実例]「此本をひろげてお役のやうに見て居る仕舞の切に」(出典:洒落本・傾情知恵鑑(1783))
  3. 芝居の役。
    1. [初出の実例]「喜代さんも、今日(けふ)は早くお役をお仕舞だね」(出典歌舞伎お染久松色読販(1813)序幕)
  4. 月役(つきやく)をいう女房詞。月経。
    1. [初出の実例]「日勤(にっきん)の妾御役で非番なり」(出典:雑俳・柳多留‐九一(1826))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む