御殿医(読み)ゴテンイ

デジタル大辞泉 「御殿医」の意味・読み・例文・類語

ごてん‐い【御殿医/御典医】

江戸時代幕府大名に召しかかえられた医者。おさじ。御殿医者。
[類語]医師医者医家ドクタードクトルホームドクター国手女医名医藪医者侍医主治医船医軍医学校医町医者開業医内科医外科医眼科医目医者歯科医歯科医師歯医者獣医

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御殿医」の意味・読み・例文・類語

ごてん‐い【御殿医・御典医】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府や大名のおかかえの医者。御殿医者。
    1. [初出の実例]「御てんいで死んだはひとり娘なり」(出典:雑俳・柳多留‐七(1772))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android