御輿を上げる(読み)みこしをあげる

精選版 日本国語大辞典 「御輿を上げる」の意味・読み・例文・類語

みこし【御輿】 を 上(あ)げる

すわりこんでいた腰をあげる。立ちあがる。また、事にとりかかる。仕事をはじめる。
歌舞伎・暫(日本古典全書所収)(1714)「さらば、神輿を上げべいか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御輿を上げる」の意味・読み・例文・類語

御輿みこし・げる

(「輿」を「腰」にかけて)
腰を上げる。立ち上がる。「話題も尽きたところで―・げる」
仕事に取りかかる。「休憩を終えて―・げる」
[類語]開始幕開き開幕始まる始めるしだすやりだす掛かる取り掛かるしかかるしかける着手する踏み出すスタート出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android