御雪(読み)ミユキ

デジタル大辞泉 「御雪」の意味・読み・例文・類語

み‐ゆき【御雪/深雪】

雪の美称
深く降り積もった雪。 冬》
[類語]みぞれ氷雨あられひょう白雪はくせつ白雪しらゆきダイヤモンドダスト淡雪綿雪牡丹雪粉雪細雪締まり雪ざらめ雪小雪風花大雪豪雪どか雪吹雪吹雪く地吹雪雪嵐暴風雪ブリザード雪煙初雪新雪積雪根雪万年雪深雪しんせつ残雪春雪

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精選版 日本国語大辞典 「御雪」の意味・読み・例文・類語

み‐ゆき【御雪・深雪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 )
  2. 雪の美称。
    1. [初出の実例]「美由起(ミユキ)降る 冬に到れば 霜置けども その葉も枯れず」(出典万葉集(8C後)一八・四一一一)
  3. ( 深雪 ) 深く降り積もった雪。しんせつ。《 季語・冬 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「旅人に我が糧分つ深雪かな」(出典:俳諧・晉明集(1772‐89頃)二)

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