微動(読み)ビドウ

デジタル大辞泉 「微動」の意味・読み・例文・類語

び‐どう【微動】

[名](スル)かすかに動くこと。「微動だにしない」
「女は白い手拭の端を―させては」〈長塚
[類語]動く振れる揺れる揺らぐ振動する上下するぐらつく動かす揺らす揺する揺さぶる揺すぶる揺り動かす揺り返す揺る揺るがす揺れ震動縦揺れ横揺れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「微動」の意味・読み・例文・類語

び‐どう【微動】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かすかに動くこと。わずかな動き。
    1. [初出の実例]「不羈奔逸の気が何処ともなく空中に微動して居る」(出典:武蔵野(1898)〈国木田独歩〉六)
    2. [その他の文献]〔宋玉‐神女賦〕
  3. 少しずつ動かすこと。「微動装置」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微動」の読み・字形・画数・意味

【微動】びどう

少し動く。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android