微弱(読み)ビジャク

デジタル大辞泉 「微弱」の意味・読み・例文・類語

び‐じゃく【微弱】

[名・形動]非常にかすかで弱いこと。また、そのさま。「微弱電流」「微弱な反応」
[派生]びじゃくさ[名]
[類語]弱いかすか弱弱しいか細い少ない少し少しく少少ちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三少数少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだかしばらくなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

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精選版 日本国語大辞典 「微弱」の意味・読み・例文・類語

び‐じゃく【微弱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 勢いがかすかで、かよわいこと。勢力が弱いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「水勢微弱、不絶如」(出典菅家文草(900頃)七・左相撲司標所記)
    2. 「アマタノ ショウネン、bijacu(ビジャク) naru(ナル) ニョニンワ」(出典:信心録(ヒイデスの導師)(1592)二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐南粤王趙佗伝〕

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普及版 字通 「微弱」の読み・字形・画数・意味

【微弱】びじやく

弱い。

字通「微」の項目を見る

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