心状(読み)シンジョウ

デジタル大辞泉 「心状」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょう〔‐ジヤウ〕【心状】

心のありさま。心の状態

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精選版 日本国語大辞典 「心状」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょう‥ジャウ【心状】

  1. 〘 名詞 〙 こころの状態。こころの有様
    1. [初出の実例]「斯の如く過去の心状を再生し、且之を確認する所の心力を記性と云ふ」(出典:教育学(1882)〈伊沢修二〉二)
    2. 「あのとき一時発現した力の感じ、発揚の心状(シンジャウ)は、すぐに迹もなく消え失せてしまって」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉一〇)

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