志賀[町](読み)しが

百科事典マイペディア 「志賀[町]」の意味・わかりやすい解説

志賀[町]【しが】

滋賀県西部滋賀郡の旧町。琵琶湖に臨み,湖西(こせい)線,湖西道路が通じる。西部は比良山地農業を営む。湖岸近江(おうみ)舞子などの水泳場があり,琵琶湖国定公園に属する。1993年に琵琶湖がラムサール条約登録湿地となる。小野篁(おののたかむら)神社小野妹子の墓がある。2006年3月大津市へ編入。71.73km2。2万2637人(2003)。
→関連項目和邇

志賀[町]【しか】

石川県北部,能登半島西岸の羽咋(はくい)郡の町。中心集落は高浜で,瓦を特産。漁港安部屋(あべや)は近世北前船の港,安部屋布産地として栄えた。海岸には景勝能登金剛があり,能登半島国定公園に含まれる。2007年3月に発生した能登半島地震では家屋などに多数の被害が出た。2005年9月羽咋郡富来町を編入。246.76km2。2万2216人(2010)。

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