忙殺(読み)ボウサツ

デジタル大辞泉 「忙殺」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐さつ〔バウ‐〕【忙殺】

[名](スル)《「殺」は意味を強めるために添えたもの》多忙なこと。仕事などに追われること。「雑務忙殺される」
[類語]多忙多用多事繁忙繁多繁用忙しい東奔西走てんてこ舞いせわしいせわしない気ぜわしいあわただしい目まぐるしい繁劇席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいそそくさせかせか性急拙速多端多事多端怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙しきりきり舞い取り紛れる手が塞がる目が回る応接にいとまがないあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんややいのやいの

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精選版 日本国語大辞典 「忙殺」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐さつバウ‥【忙殺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「殺」は意味を強めるために添えたもの ) ひじょうに忙しいこと。仕事などに追いまくられること。ふつう「忙殺される」の形で用いられる。ぼうさい
    1. [初出の実例]「歳来歳去何能記、忙殺前身杜五郎」(出典:惺窩文集(1627頃)一・甲寅試毫)
    2. 「婚儀の準備に忙殺(バウサツ)されて居る」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一)
    3. [その他の文献]〔馬樸臣‐七夕詩〕

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普及版 字通 「忙殺」の読み・字形・画数・意味

【忙殺】ぼうさつ

多忙。

字通「忙」の項目を見る

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