忠言(読み)チュウゲン

デジタル大辞泉 「忠言」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐げん【忠言】

まごころからいさめる言葉忠告の言葉。「友の忠言に耳を傾ける」
[類語]いさめる意見諫言諭す諫死注意説教𠮟責諌止苦言忠告勧告警告心添えいまし戒めるたしなめるとがめる言い聞かせる言い含める因果を含めるくぎを刺す

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精選版 日本国語大辞典 「忠言」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐げん【忠言】

  1. 〘 名詞 〙 まごころからいさめることば。忠諫(ちゅうかん)の言。また、忠告のことば。
    1. [初出の実例]「重送使者頼業之許、先日以使吊其子近業事、付其返報、聊有申事、可忠言」(出典玉葉和歌集‐寿永二年(1183)一一月三〇日)
    2. 「Chǔɡenuocoso(チュウゲンヲコソ) エイワズトモ セメテ ザンゲンヲ ハクナ」(出典:天草本伊曾保(1593)狼と狐の事)
    3. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀論〕

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普及版 字通 「忠言」の読み・字形・画数・意味

【忠言】ちゆうげん

忠直の言。〔史記、留侯世家〕忠言は耳にらふも、行ひに利あり。毒は口に(にが)きも、に利あり。願はくは沛、樊(はんくわい)の言に聽け。

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