恒星光行差(読み)こうせいこうこうさ

精選版 日本国語大辞典 「恒星光行差」の意味・読み・例文・類語

こうせい‐こうこうさ‥クヮウカウサ【恒星光行差】

  1. 〘 名詞 〙 動いている地球上から観測するとき、天体方向が真の方向よりややずれてみえる現象。一七二六年にイギリスのブラッドレーが発見した。地球の軌道上における速度影響によって生ずる。周期一年で、地球の運動恒星に対して垂直のとき最大変位二〇度四七分(光行差定数)になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android