恣行(読み)シコウ

デジタル大辞泉 「恣行」の意味・読み・例文・類語

し‐こう〔‐カウ〕【恣行】

[名](スル)ほしいままに行うこと。かって気ままに振る舞うこと。

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精選版 日本国語大辞典 「恣行」の意味・読み・例文・類語

し‐こう‥カウ【恣行・肆行】

  1. 〘 名詞 〙 勝手気ままに行なうこと。
    1. [初出の実例]「管理法は〈略〉自己の判便を興さんが為めに肆行せしむる所に非ず」(出典:彼日氏教授論(1876)〈ファン=カステール訳〉九)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二〇年〕

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普及版 字通 「恣行」の読み・字形・画数・意味

【恣行】しこう(かう)

ほしいままに行う。〔風俗通、窮通〕(孟軻)以爲(おも)へらく、王作(おこ)らず。侯恣行し、處士議し、楊朱の言、天下に盈(み)つ。天下の言、楊に歸せざれば則ちに歸す。

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