恨葛露濡衣(読み)うらみくずつゆにぬれぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「恨葛露濡衣」の意味・読み・例文・類語

うらみくずつゆにぬれぎぬ【恨葛露濡衣】

  1. 常磐津。河竹黙阿彌作詞。岸沢古式部作曲。文久二年(一八六二初演の、歌舞伎勧善懲悪覗機関」七幕目の道行きに用いられた。通称小夜衣千太郎」。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「恨葛露濡衣」の解説

恨葛露濡衣
〔常磐津〕
うらみくず つゆにぬれぎぬ

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
演者
岸沢古式部
初演
文久2.閏8(江戸守田座)

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