恩沢奉行(読み)オンタクブギョウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「恩沢奉行」の意味・読み・例文・類語

おんたく‐ぶぎょう‥ブギャウ【恩沢奉行】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉幕府の職名。御家人の勲功によって、新恩給与など、恩賞を行なうことをつかさどる。はじめ臨時の職であったが、のちに定置されて評定衆兼任。勲功奉行。
    1. [初出の実例]「長尾三郎兵衛光景、雖度勲功、未恩賞事〈略〉属恩沢奉行後藤大夫判官基縄、頻執申之」(出典吾妻鏡‐嘉禎元年(1235)九月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む