恫喝(読み)ドウカツ

デジタル大辞泉 「恫喝」の意味・読み・例文・類語

どう‐かつ【×恫喝/××愒】

[名](スル)人をおどして恐れさせること。おどし。「―して寄付を強要する」
[類語]脅し威嚇威喝こけおどし脅かす脅す脅しつけるおびやかす凄む凄みを利かせるかさに懸かる笠に着る示威威圧脅迫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恫喝」の意味・読み・例文・類語

どう‐かつ【恫喝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「恫」「喝」はともにおどす意 ) 他人をおどして恐怖心をいだかせること。おどしておびやかすこと。恫嚇(どうかく)
    1. [初出の実例]「虜蓋以其所以恫喝趙宋、来擬於我」(出典日本外史(1827)四)
    2. 「仲間を恫喝(ドウカツ)したり煽動したりしていたが」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「恫喝」の読み・字形・画数・意味

【恫喝】どうかつ

おどす。

字通「恫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android