感じ取る(読み)カンジトル

デジタル大辞泉 「感じ取る」の意味・読み・例文・類語

かんじ‐と・る【感じ取る】

[動ラ五(四)]そこからある感じを受けとる。雰囲気などから察する。「不穏な空気を―・る」「言葉の端々に心のゆれを―・る」
[類語]感ずる推し量る見越す察する思うさと実感する感得する感受する感知する直感する直覚する予感するぴんと来る忖度推察拝察高察賢察明察憫察びんさつ推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく察し心配り気配り心遣い気遣い酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す目聡い耳聡い耳が早い早耳地獄耳目が早い先見の明予覚飛耳長目気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫の知らせ虫が知らせる第六感ひらめき察知インスピレーションぴんと鼻が利く気が付く

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精選版 日本国語大辞典 「感じ取る」の意味・読み・例文・類語

かんじ‐と・る【感取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 感じとして受け取る。様子などから心にさとる。
    1. [初出の実例]「中堀中尉からみすてられていることを感じとっていた」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉三)

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