感懐(読み)カンカイ

デジタル大辞泉 「感懐」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい〔‐クワイ〕【感懐】

ある事柄に接して心に抱く思い。「感懐を述べる」
[類語]思い想念思念ねん気持ち感想所懐胸懐心懐胸中心中しんちゅう心事心情心境感慨万感偶感考え思考思索一存

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精選版 日本国語大辞典 「感懐」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい‥クヮイ【感懐】

  1. 〘 名詞 〙 ある事柄に接して心を動かされ、ある思いを持つこと。また、その思い。感想。感慨。
    1. [初出の実例]「和野秀才見寄秋日感懐詩」(出典田氏家集(892頃)中)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐感懐詩〕

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普及版 字通 「感懐」の読み・字形・画数・意味

【感懐】かんかい(くわい)

心に深く感じおもう。唐・杜牧〔感懐詩〕聊(いささ)か感懷のを書し 之れを焚(や)いて賈生(賈誼)に(おく)る

字通「感」の項目を見る

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