精選版 日本国語大辞典 「感電」の意味・読み・例文・類語
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電気充電部に人間または動物の生体が接触し、生体内に電流が流れる現象。直接生体に加わる電圧を接触電圧といい、この電圧の高低により電流量に差が生じ、生体への反応も変化する。接触電圧は、充電部の電圧の高さとともに、生体が置かれた電気的環境により、電撃(感電によって受ける衝撃)となって大きく影響する。たとえば、乾燥した状態で皮膚面の電気抵抗が高くなっているときや、大地との間に絶縁性の大きな履き物をつけた場合などでは、生体に加わる接触電圧は低くなって電撃は小さいが、はだしで湿気のある大地に立ったり、ぬれた手で充電部に触れたときは、充電電圧に近い接触電圧となり、電撃も激しくなる。
電撃による傷害には個人差があるが、10ミリアンペアで痛みを感じ、20ミリアンペアでは筋肉が激しく収縮し、50ミリアンペアを超えるとやけどを生じて感電死することもある。生体が充電部に接触した部分と大地にアースした部分により、電流が体内を通過する部位が異なり、傷害の程度に差が生ずる。とくに心臓に電流が通過したときは、死亡率がきわめて高く危険である。
電気施設では、できるだけ生体が充電部に触れないような注意が払われている。電気関係法規でも、感電による災害防止に重点が置かれ、それぞれ場所によって使用電圧にも制限が設けられている。
[越野一二]
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