慎重(読み)シンチョウ

デジタル大辞泉 「慎重」の意味・読み・例文・類語

しん‐ちょう【慎重】

[名・形動]注意深くて、軽々しく行動しないこと。また、そのさま。「慎重を期する」「万事慎重な人」「慎重検討を重ねる」⇔軽率
[派生]しんちょうさ[名]
[類語]心して心する細心入念念入りくれぐれくれぐれもとっくりとくとよくよく邪推深い疑い深い手堅い用心深い大事を取る石橋を叩いて渡るプルーデント疑心暗鬼疑心暗鬼を生ずいぶかるいぶかしいいぶかしむ勘繰る

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精選版 日本国語大辞典 「慎重」の意味・読み・例文・類語

しん‐ちょう【慎重】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つつしみ深くおもおもしいこと。注意深くてかるがるしくふるまわないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「主上猶不快御、〈略〉今度御慎重之由江中納言申也」(出典:殿暦‐長治二年(1105)八月四日)
    2. 「彼等は下士官と将校の人事異動を慎重にやり」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉七)
    3. [その他の文献]〔五代史記‐安彦威〕

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普及版 字通 「慎重」の読み・字形・画数・意味

【慎重】しんちよう

注意深くする。宋・舜欽〔感興、三首、二〕詩 宗、創業し 愼重にすること、後昆(こうこん)(子孫)に在り

字通「慎」の項目を見る

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