憚り(読み)ハバカリ

デジタル大辞泉 「憚り」の意味・読み・例文・類語

はばかり【×憚り】

[名]
はばかること。遠慮すべきこと。「大先輩に対して何の憚りもない」
差し支えること。差し障り。「実名を出すのは憚りがある」
人目をはばかる所の意から》便所
[形動][文][ナリ]憚り様」に同じ。
お酌は―だが先生に願うで」〈二葉亭其面影
[類語](1遠慮気兼ね心置き控え目斟酌しんしゃく忌憚きたん謹慎内輪憚る控える差し控える慎む断る/(3便所化粧室洗面所手洗いトイレトイレットルームウオータークロゼットラバトリーレストルームWCかわや雪隠せっちん後架こうか手水ちょうずお手水手水場不浄不浄場ご不浄分別所ふんべつどころ浄房便室閑所用場西浄せいちん東司とうす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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