憲政(読み)ケンセイ

デジタル大辞泉 「憲政」の意味・読み・例文・類語

けん‐せい【憲政】

憲法に基づいて行われる政治。近代的議会制度による政治。立憲政治

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「憲政」の意味・読み・例文・類語

けん‐せい【憲政】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手本となるようなりっぱな政治。
    1. [初出の実例]「人倫は心調て誇ともおごらず。憲政の至、おさまりてみゆ」(出典:海道記(1223頃)鎌倉遊覧)
  3. 立憲政治または憲法政治の略称広義には、権力行使を憲法によって規制している政治形態のこと。狭義には、一八世紀以後の民主主義的議会政治の原理、およびその政治形態をいう。
    1. [初出の実例]「英国風の着実な憲政を主張すると同時に」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「憲政」の読み・字形・画数・意味

【憲政】けんせい

立憲政治。

字通「憲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android