【Ⅰ】混合物において,それを構成するそれぞれの物質をいう.【Ⅱ】相律においては,各相の組成を完全に表すことができ,かつそれぞれは独立にその量をかえることのできる最小種類の構成物質をいう.また,その数を成分の数という.たとえば,
CaCO3(s)
CaO(s) + CO2(g)
の異相平衡においては,成分としてCaOとCO2を選ぶことができる.CaCO3はCaOとCO2の1:1から構成されるとみなされるから,成分として数える必要はなく,この系での成分の数は2である.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
(1)熱力学では,相に含まれる物質を成分という。
(2)一般に物質・事象などの要素を成分という。例えば,化合物を構成する成分元素,混合物の端成分,ベクトルの成分,多変量解析の主成分分析など。
執筆者:松葉谷 治
参照項目:独立成分
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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