戦血(読み)せんけつ

精選版 日本国語大辞典 「戦血」の意味・読み・例文・類語

せん‐けつ【戦血】

〘名〙 戦争で流した血。
読本椿説弓張月(1807‐11)前・題詞「孤嶋猶存戦血紅。当年豪傑総成空」 〔杜甫‐風疾舟中伏枕書懐詩〕

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普及版 字通 「戦血」の読み・字形・画数・意味

【戦血】せんけつ

戦争による流血。明・高啓金陵雨花台に登りて大江を望む〕詩 (さき)には三國、後に六 宮闕に生じて、何ぞたる 雄時に乘じて據を務む 度の戰血ぞ、

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