戯画化(読み)ギガカ

デジタル大辞泉 「戯画化」の意味・読み・例文・類語

ぎが‐か〔ギグワクワ〕【戯画化】

[名](スル)物事をこっけいに、また風刺的に描き出すこと。おかしく皮肉なとらえ方をすること。「政界戯画化して描く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「戯画化」の意味・読み・例文・類語

ぎが‐かギグヮクヮ【戯画化】

  1. 〘 名詞 〙 風刺や滑稽(こっけい)味をこめ、誇張した筆致社会出来事などを描くこと。
    1. [初出の実例]「ベンヴェヌータによって醜悪に戯画化された跛の女というのは、このルーのことである」(出典:雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android