扇笠(読み)おうぎがさ

精選版 日本国語大辞典 「扇笠」の意味・読み・例文・類語

おうぎ‐がさあふぎ‥【扇笠】

  1. 〘 名詞 〙 笠の一種和紙柿渋をひいた上に桐油を塗り、それを短冊形に折り畳み、ひもを通して道中などの懐中笠としたもの。畳んだ紙が扇折りであるところからいう。
    1. [初出の実例]「道行古郷の扇笠」(出典:浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android