手が後ろに回る(読み)テガウシロニマワル

デジタル大辞泉 「手が後ろに回る」の意味・読み・例文・類語

うしろにまわ・る

後ろ手にしばられるところから》悪事を働いて捕らえられる。「使い込みが発覚して―・る」
[類語]逮捕検挙挙げる召し捕る捕まえる捕る捕らえる引っ捕らえる取り押さえる生け捕るからめ取る引っくくとらまえる捕獲する拿捕だほする捕縛する検束するぱくるしょっぴく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手が後ろに回る」の意味・読み・例文・類語

て【手】 が 後(うし)ろに回(まわ)

  1. ( 後ろ手にしばられるところから ) 罪人として警察などにとらえられる。
    1. [初出の実例]「支配人は全額を要求するしできなければ手がうしろへまわる」(出典:青べか物語(1960)〈山本周五郎〉毒をのむと苦しい)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android