手指(読み)しゅし

精選版 日本国語大辞典 「手指」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【手指】

〘名〙 手のゆび
正法眼蔵(1231‐53)嗣書「青原高祖したしく曹谿の机前にして、手指より浄血をいだしてかき、正伝せられけるなり」 〔史記‐貨殖伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「手指」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐し【手指】

手のゆび。
「―は汚穢に染むとも」〈中村訳・西国立志編
ゆびから手首のあたりまで。てゆび。「手指衛生」

て‐ゆび【手指】

しゅし(手指)2

て‐さし【手指(し)/手刺(し)】

屋外労働などのとき、手や腕をおおうもの。手っ甲のようなものや、手袋状のものなどがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

狐の嫁入り

1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...

狐の嫁入りの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android