手証(読み)テショウ

デジタル大辞泉 「手証」の意味・読み・例文・類語

て‐しょう【手証】

犯罪などの行われた確かな証拠
「どんなにたしかな―が抑えられようと」〈里見弴・安城家の兄弟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手証」の意味・読み・例文・類語

て‐しょう【手証】

  1. 〘 名詞 〙 犯罪などの行なわれた確かな証拠。犯行現場
    1. [初出の実例]「手しゃうもみねへ事がなんといはれるものか〈略〉気をつけなんしな」(出典:洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android