手鏡(読み)テカガミ

デジタル大辞泉 「手鏡」の意味・読み・例文・類語

て‐かがみ【手鏡】

手に持って使う、のついた小さな鏡。
[類語]ミラー姿見鏡台三面鏡凸面鏡凹面鏡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手鏡」の意味・読み・例文・類語

て‐かがみ【手鏡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手に持って使う、柄の付いた小さな鏡。
    1. [初出の実例]「手鏡(テカガミ)に映しながら、棒紅で、頻りと脣を塗りたててゐた夫人が」(出典大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅)
  3. 手本の意にかけて用いることもある。
    1. [初出の実例]「臣下の手鏡(テカガミ)、くもりなき忠孝の名はくちぬ石塔」(出典:浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五)

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