抒情(読み)じょじょう

精選版 日本国語大辞典 「抒情」の意味・読み・例文・類語

じょ‐じょう‥ジャウ【抒情・叙情】

  1. 〘 名詞 〙 自分感情を豊かに、また、うったえかけるように述べあらわすこと。
    1. [初出の実例]「ヘエゲルが審美学にて、戯曲は叙情、叙事の二門にて偏勝したる両義を合併したり」(出典:柵草紙の山房論文(1891‐92)〈森鴎外〉逍遙子の諸評語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抒情」の読み・字形・画数・意味

【抒情】じよじよう(じやう)

情意をのべる。〔楚辞九章、惜誦〕惜誦して以て愍(うれ)ひを致す (いきどほ)りを發して以てを抒(の)ぶ

字通「抒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android