抗体検査(読み)コウタイケンサ

デジタル大辞泉 「抗体検査」の意味・読み・例文・類語

こうたい‐けんさ〔カウタイ‐〕【抗体検査】

細菌ウイルスなどの病原体に対する抗体有無や量を調べる検査。少量の血液から麻疹ましん水痘すいとう百日ぜきHIVなどさまざまな感染症の抗体価を調べることができる。麻疹や百日咳などの場合、抗体価が低いと感染リスクが高まるため、予防接種によって抗体価を上げる必要がある。また、過去の感染の有無、現在の免疫力程度などもわかる。たとえばHIVの抗体が陽性であればHIVに感染していると判定される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android