精選版 日本国語大辞典 「抗体」の意味・読み・例文・類語
こう‐たい カウ‥【抗体】
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抗原を生体に投与した際に産生され,その抗原と特異的に反応する免疫現象に本質的なタンパク質.通常,血清中に存在するが,リンパ液,脳脊髄液などの体液中,また組織に結合した状態でも存在する.とくに抗原の投与を受けない生体の血清中にも同様の物質が含まれ,血液凝集反応などに関与するものも知られる.このように,もともと存在するものは正常抗体と称し,抗原投与によって生じた抗体を免疫抗体という.血清中の抗体は大部分γ-グロブリン分画にある.[別用語参照]イムノグロブリン
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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抗原と特異的に結合して抗原抗体反応をおこすもので、免疫グロブリンのいずれかに属する。抗原刺激に反応してBリンパ球より分化、増殖した抗体産生細胞(形質細胞)により産生される。それがおこす抗原抗体反応の種類により、抗体に、沈降素、凝集素、溶血素、抗毒素などの名がつけられることもある。
[高橋昭三]
…それに合致する抗原が受容体に結合した場合にのみ,そのリンパ球が増殖し,分化して免疫機能を発揮するのである。リンパ球には,抗体産生細胞の前駆細胞であるB細胞群と,免疫の調節や細胞性免疫にあずかるT細胞群がある。B細胞とT細胞では抗原受容体が同じではなく,抗原認識の仕組みも異なることが知られている。…
…この血清を投与することによって,ジフテリアや破傷風にかかった患者に劇的な効果を表すことがわかって,いわゆる血清療法の嚆矢(こうし)となった。この物質はやがて,タンパク質であり,試験管内でさまざまな反応を起こし,生体内では感染防御に働く分子であることが明らかになり,のちに〈抗体〉と呼ばれるようになった。これに対し,この抗体産生を誘導する微生物由来の異物,さらには広く〈自己でないもの〉を〈抗原〉と呼ぶのである。…
…抗体タンパク質の総称。血清のタンパク質は電気泳動によりアルブミンとα‐,β‐,γ‐グロブリンに分画されるが,抗体はほとんどがγ‐グロブリン画分に見いだされ,また,γ‐グロブリン画分のタンパク質の大部分は抗体であることから,抗体タンパク質は古くからγ‐グロブリンと呼ばれていた。…
※「抗体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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