抜擢(読み)バッテキ

デジタル大辞泉 「抜擢」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐てき【抜×擢】

[名](スル)多くの人の中から特に選び出してある役目につけること。「主役抜擢する」
[類語]発掘起用登用挙用スカウトヘッドハンティング選ぶ拾い上げる取り立てる引き抜く白羽の矢が立つ

ばっ‐たく【抜×擢】

ばってき(抜擢)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抜擢」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐てき【抜擢】

  1. 〘 名詞 〙 多くの人々の中から特に選び出してある仕事をさせること。ばったく。
    1. [初出の実例]「各国共に庶民会議の時各其抜擢せんと欲する人の姓名を書記して」(出典:鄰艸(1861))
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝上〕

ばっ‐たく【抜擢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たく」は「擢」の漢音 ) =ばってき(抜擢)〔新令字解(1868)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android