押葉(読み)オシバ

デジタル大辞泉 「押葉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ば【押(し)葉】

植物を紙などに挟み、押しをかけて乾かしたもの。標本などにする。腊葉さくよう
[類語]木の葉枝葉草葉葉っぱ葉身葉脈葉柄葉末托葉単葉複葉葉序双葉若葉若緑新緑万緑青葉紅葉こうよう紅葉もみじ黄葉照り葉落ち葉落葉枯れ葉朽ち葉病葉わくらば松葉

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精選版 日本国語大辞典 「押葉」の意味・読み・例文・類語

おし‐ば【押葉】

  1. 〘 名詞 〙 植物の葉や花などを紙の間にはさんで、押さえつけ乾燥させたもの。学術研究のための標本、また、しおりなどにする。腊葉(さくよう)
    1. [初出の実例]「高丸の採集した植物の押葉(オシバ)手伝はねばならぬ」(出典津軽の野づら(1935)〈深田久彌〉山の小屋)

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