拍子抜(読み)ひょうしぬけ

精選版 日本国語大辞典 「拍子抜」の意味・読み・例文・類語

ひょうし‐ぬけヒャウシ‥【拍子抜】

  1. 〘 名詞 〙 はりあいがなくなること。心のはりを失うこと。
    1. [初出の実例]「打おくれ咲たんほほや拍子ぬけ〈貞農〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一)
    2. 「りきみし腕も拍子(ヒャウシ)ぬけ、今更抜にぬかれもせず」(出典浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)三)

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