デジタル大辞泉 「拾ふ」の意味・読み・例文・類語 ひら・う〔ひらふ〕【▽拾ふ】 [動ハ四]「ひろう」に同じ。「筒落米つつおごめ―・ひし事を忘れたか」〈浮・子息気質・四〉 ひり・う〔ひりふ〕【▽拾ふ】 [動ハ四]「ひろう」の古形。「帰るさに妹に見せむにわたつみの沖つ白玉―・ひて行かな」〈万・三六一四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「拾ふ」の意味・読み・例文・類語 ひり・うひりふ【拾】 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 =ひろう(拾)[初出の実例]「帰るさに妹に見せむにわたつみの沖つ白玉比利比(ヒリヒ)て行かな」(出典:万葉集(8C後)一五・三六一四) ひら・うひらふ【拾】 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 =ひろう(拾)[初出の実例]「我脇指ををとし、ひらふものやあるといひける」(出典:咄本・百物語(1659)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例