精選版 日本国語大辞典 「探査」の意味・読み・例文・類語
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工学的用語というよりも普通名詞の語感が強く、科学的方法により対象現象を、文字どおり探りを入れて調べることである。従来、有用な地下資源である石油・天然ガス、金属鉱床、石炭層などの地質構造を探すことを探鉱と表現していたが、探す対象の多様化により、最近では探鉱を含めて探査が一般的に用いられている。しかし、語義の内容が拡張されたために不明確になるので、接頭語をつけて内容を限定している。探査に用いる方法や方式と、探査を適用する場所と対象を並記することが多い。方法には物理探査、化学探査(地化学探査)などがあり、適用する場所には地表、地中、空中、海洋などがある。対象には石油・天然ガス、石炭、金属鉱床、地熱、地下水、断層破砕帯などがある。もちろん、鉱床の探査では探鉱という場合も多い。また探査の対象は地球のみでなく、宇宙の現象にも拡張されて用いられるようになった。
[吉住永三郎・芦田 讓]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…また戦争など国策的な理由で,採算を度外視しても採掘を行わなくてはならない場合もある。
[鉱床の探査]
鉱山の開発はまず,鉱床の探査,発見から始まる。鉱床の大部分が地下深くにあるために,鉱床を探す仕事にはいろいろと困難な問題が存在し,地質学,物理学,化学など総合的な知識の活用が必要である。…
…金属,石炭,石油などの鉱床の存在を調べ評価すること。同義に使われることもある〈探査〉はより広義である。探鉱法には,地質学的調査のほか,物理探査や,岩石,土壌,地下水等の化学分析による地球化学的方法などがある。…
※「探査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、低い時が寒冬。暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、シベリア高気圧の張り出しが弱い。上層では偏西風が東西流型となり、寒気の南下が阻止され...
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