推量る(読み)オシハカル

デジタル大辞泉 「推量る」の意味・読み・例文・類語

おし‐はか・る【推(し)量る/推(し)測る】

[動ラ五(四)]類似事実を当てはめてみて、見当をつける。推測する。推量する。「当事者の心中を―・る」
[類語]忖度推察拝察高察賢察明察憫察びんさつ推測推量推考端倪たんげい邪推類推酌量了察推認推断推定斟酌しんしゃく憶測配慮揣摩しま揣摩憶測しまおくそく察し心配り気配り心遣い気遣い酌む酌み取る思い思い勘繰る思いやるおもんぱかる推し当てる心当て気を回す見越す察する感じ取る

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精選版 日本国語大辞典 「推量る」の意味・読み・例文・類語

おし‐はか・る【推量・推測】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ある事柄基準として想像で他の事柄を判断する。推量する。推測する。
    1. [初出の実例]「今、佐伯部の鹿を獲れる日夜及び山野を推(オシハカル)に、即ち鳴きし鹿に当れり」(出典日本書紀(720)仁徳三八年七月(前田本訓))

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