掲示(読み)ケイジ

デジタル大辞泉 「掲示」の意味・読み・例文・類語

けい‐じ【掲示】

[名](スル)人に伝えるべき事柄を、紙に書くなどしてかかげ示すこと。また、その文書など。「合格者の氏名掲示する」
[類語]掲出貼り出す掲げる示す見せる呈示提示開示明示表示

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掲示」の意味・読み・例文・類語

けい‐じ【掲示】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「けいし」とも )
  2. 人の前に提示すること。明らかに示すこと。
    1. [初出の実例]「若欲此掲示当時風俗人物、須見之本紀世家之間」(出典童子問(1707)下)
  3. 公衆、または、関係者に掲げ示すこと。また、その文書。
    1. [初出の実例]「皆一片の文を社に投じて而して四方の君子に掲示す可き也」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
    2. 「説教の掲示(ケイジ)を読んだ」(出典:三四郎(1908)〈夏目漱石一二)

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普及版 字通 「掲示」の読み・字形・画数・意味

【掲示】けいじ

発表して公示する。〔宋史、食貨志上五、役法上〕州縣をして丁~をせしめ、實ならざる示し、民自ら言ふを得しむ。

字通「掲」の項目を見る

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