撫箏雅譜大成抄(読み)ぶそうがふたいせいしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「撫箏雅譜大成抄」の意味・わかりやすい解説

撫箏雅譜大成抄
ぶそうがふたいせいしょう

箏曲文献江戸の読本作者でもあった蘭山高井伴寛 (1762~1838) の著。2冊。文化9 (12) 年刊京都安村検校伝承による箏組歌本である宝暦5 (1755) 年刊の『撫箏雅譜集』を目標として,その増補を行い,注釈を加えたもの。『琴曲抄』以来の注記式記譜を付し,注釈の詳しい刊本としては,代表的な箏組歌文献。

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